Magicへのみち
このコーナーでは、マジック歴数ヶ月のpapanが楽しく、Magic the Gathering(MtG)を紹介します。初めてマジックを知った方も、これからマジックを始めようとしている方も楽しめるよう、できるだけ分かり易く説明していきます。お楽しみ下さい^^
※物語は随時更新していきます。
登場人物:
ぱーぱ(P) >マジック初心者のお父さん
まっくん(M) >ぱーぱの子供。実はあまりルールに詳しくない
宝珠【 】 >マジック解説の神さま 5つの色を持っている
※この物語はフィクションです。実在の人物となんら関係はありません。
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<第1話 〜マジックのはじまり〜>
P: 「うーん、最近仕事が忙しいのは良いけど、なにかこう、気分転換したいなぁ」

M: 『ぱーぱ、何悩んでるの?』

P:「最近、仕事疲れでまいってるのサ。何か気分転換できるものが無いかと・・・」

M:『ゴルフとかは?こないだまでやってたジャン』

P:「あれかー、あれはお金が掛かるしなぁ。まっくんと遊べないし寂しいじゃないか。」

M:『え?ぱーぱ、僕と遊びたいの?』

P:「いや、嫌ならいいんだけど。けど・・なんだ、この前楽しそうに電話で友達と話し
   てた、その・・・なんだったっけ?」

M:『マジック!?』

P:「そうそう、マジック・・。あれ、なんだ?手品のことか?」

M:『マジック・ザ・ギャザリングのことだよ(苦笑い)』

P:「まじっく・・ざ・ざざ??」

M:『マジック、ザ、ギャザリング(笑い。略してマジックっていうんだ。トレーディングカード
   ゲームのことだよ』

P:「なんだ、カードゲームのことか」

M:『あ、いま、馬鹿にしたでしょう?』

P:「あーーいやいや・・・・。あんなに楽しそうに話していたのが、カードゲームの事だっ
   たなんて、意外だった から・・・」

M:『ふーんだ。でも、どうしてもっていうなら、詳しく教えるよ。マジックは世界大会もあ
   るぐらいの凄いゲームなんだよ』

P:「世界大会!?イキナリでかい話だな」

M:『驚いたでしょう?マジックを作ったのはアメリカの会社なんだけど』

P:「え?じゃ、おまえ英語読めるのか?」

M:『ちがうよーー(苦笑い)日本語のカードもちゃんとあるんだ。ちょっと高いけどね。
   僕が持ってるカードで、遊び方を説明しようか?』

P:「簡単なのか?」

M:『僕ができるんだもの、ぱーぱだってばっちりだよ』

P:「そうか、じゃ、ちょっと付き合うよ」

〜〜こうして、日曜のある昼下がり、ちょっとしたきっかけで、ぱーぱは、まっくんから
    手ほどきを受ける事になった。そして、10分後・・・〜〜

P:「カードの説明は良いけど、何がなんだかわからん。どういう具合に遊ぶんだ?」

M:『説明したじゃん、、どこが判らないの?』

P:「野球で言うと、1ターンは、1回の表裏なんだろ?フェイズってなんだ?」

M:『フェイズっていうのは、ターンの流れなの。先攻の1ターンに5つのフェイズがあっ
   て、それが 終ると後攻の1ターンがある感じ・・・。』

P:「うーん。。」 カードを色々手にとって見てみる

P:「この右上のマークはなんだ?」

M:『それは、そのカードを出す為の<マナコスト>だよ。正しい土地カードを出し
   て、タップすると マナが出るの。それを使ってプレイするんだ』

P:「・・・???わからん」

【 その疑問にお答えしよう 】

P:「・・・何か言ったか?」

M:『ううん?・・・ぱーぱじゃないの?』

【 わしはここじゃー!】

P・M:《 わわ!!!??》

突如、頭上に光の玉が出現!5つの光の玉がくるくると回りながら降りてきた。

【 まよえる、二人のプレイヤーよ、まずはカードでプレイする事が一番よろしい。こ
   こにあるスター ターパックを、まずは使うがよい 】

二人の足元に、第9版のスターターパックが出現した。それを手に取るまっくん。

M:『これ、ほんもの・・??』

【 いかにも。わしの名は宝珠。これからはおぬし達に助けが欲しい時、呼ぶが良
   い。まずはパ ックを開けて、プレイするのじゃ 】

P:「なんだか判らんけど、ともかく遊んでみろという事だな。やってみよう。(変な光
   だ、危害を加えそうもないが・・)」

M:『わかった!ありがとう!』

【 さらばじゃー 】

P:「消えたか・・・あーびっくりした」

M:『これ、僕も使ったんだよ、友達に教えてもらう時。今は持ってないけど・・・』

P:「なんだ、そうだったのか。じゃそれで覚えれば早いわけだな?」

M:『まーね。じゃーぱーぱ、あっちのテーブルでやろう』

P:「わ!いきなりテーブルがある!?なんだなんだ。。??」

M:『さっきの宝珠が、出したよ?見てなかったの?』

P:「玉しか見てなかった・・・」

M:『もう・・・パチンコやりすぎだよう・・』

〜〜こうして、二人はスターターパックを手に、ゲームをはじめる事にした。〜〜
 マジックは、ルールさえ覚えてしまえば、世界共通のカードで遊べるゲーム。手っ取り早く覚えるなら、スターターパックがお勧め。これは新しいシリーズが2年毎に発売される度、一緒に発売される、入門キット。中には、2人分のデッキと、カウンターマット、1個のブースターパックと、プレミアムカードが1枚入っている。そして、詳しいルールブックも同梱されているので、一つのセットで2人が覚えられる。

さてさて、次はどんな展開になるのだろう?次回をお楽しみに^^
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