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初開催の言葉

初めての交流戦。今回はTSP発売後で、タイミングとしては解禁PTの日と重なったこともあり、参加者が8人を突破できなかったのが残念でした。
このイベントを思いついたのは、2006年、GPT発売前後。初めて公式のトーナメント戦に参加した帰り道でした。たくさんのプレイヤーが、自分の総力を上げて対戦する熱気の凄さと、シールドという限定戦が僕にとって、とても新鮮で、こんな熱気に包まれた空間を、お店の力でなく、プレイヤーの力で作っていけないだろうかというのが、そもそもの思いでした。
結果は、対戦表のごとく、ですが^^;

BBS・メールでもレギュレーションについてアドバイスを沢山いただきましたので、今後はもう少し人数枠を広げられると思います。メールを重ねて幾度も打ち合わせに付き合ってくださり、パックの準備もしてくださった愛犬元気さんには、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。
いずれにしても、普段顔をあわせられない地域のプレイヤーの方たちと、商店の助けを借りず開催していくことは、プレイヤーの草の根活動のようなものだと、僕は考えています。その先には、やっぱりMtGがもっと活発に、もっと楽しく、もっとメジャーになっていったらという夢があります。
昨今、MtGのカード価格の高騰があるものの、取扱店が少しづつ増えていくのは嬉しい限りですし、TCGが社会的地位としても高まってきていると思うところもあります。とにかく、少ない人数でもやるからには楽しく、一日じゅうときを忘れて、大の大人が、カードと戯れるのもいいじゃありませんか^^

話はかわりますが、ひところゲームセンターとは、非常に悪劣な環境といわれ、過去には暴走族などの巣窟になるという恐れから、中学生が補導されるようなことがありました。現在ではUFOキャッチャーがそのイメージを一新し、老若男女がそろって楽しめる場所になっています。
これは、全てそこで楽しむ人が世間に与えてしまった印象であり、如何にそこで楽しむ人達の笑いや、雰囲気が、ゲームそのものの印象を変えるのか、ぼくにとって強烈な経験として脳裏に焼きついています。
僕が最初にMtGの集まりで得た印象は、大変貴重でした。予備知識も無く、話す相手も知らない人ばかりでしたが、場の雰囲気につつまれ、和気藹々としたムードは時間を忘れさせ、人が集うというものが現代社会において、どれだけ癒しの効果があるのか計り知れません。

少なくとも、TCGはトレーディングという「集める・交換する」楽しみがあり、そこには人がふれあい、会話し、議論し、熱く語る場があることになります。
勤労福祉会館の館員のかたから「マジックって?」と聞かれるたび、熱くかたり、館員の方の目が輝くところをみれば、如何に楽しむことが人をひきつけることなのかわかるでしょう。

そんな、単純(単細胞)で、おっちょこちょいですが笑いを忘れたくないpapanとしては、今後も、この交流戦をタイトルを変えては楽しもうと思っています。ぜひ、今後も多くの楽しいプレイヤーの方たちと一緒に、またプレイできることを切に願い、挨拶とさせていただきます。
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